10月16日
午前中は身近にある材料でおもちゃ作り。
午後からは柏原市へ出かけ、奈良街道と大和川について学びました。
午前
ものづくり(1) おもちゃを作ろう
大阪府高齢者大学校 森田耕市講師
作った作品 ①ブーメラン ②グニャグニャ凧
まずは牛乳パックを3cm×10cmの長方形を3枚作り、片方に1cmに切り込み入れて、3方向に重ねるとブーメランの出来上がり!
最初はなかなかうまく飛ばなかったが、そのうちコツをつかむとちゃんと戻ってきました♪
****************************5分休憩後 グニャグニャ凧作り*****************************
ゴミ袋で作るかわいい凧。 型紙に沿って切ります。 先生の凧はチコちゃんが描かれてました。
江戸時代は凧ではなく「イカのぼり」 そのあと竹ひごで固定。 最後はバタバタしましたが、できあがって凧を
と云われてたそう。 糸をつければ出来上がり。 片手に走っている方も。楽しそうでした~
ランチ後 喜志駅12時32分発で道明寺乗り換えで柏原南口へと向かいました。
午後
まち歩き「江戸時代の奈良街道」
大森忠夫講師ほか
おいなーれ柏原ガイドの会の皆様
コース
柏原南口駅→2番樋→河陽鉄道2号跨道橋→造り酒屋跡(岡田)→天誅組碑→了意川沿い→舟溜り跡→寺田家→三田家→ 柏原駅
柏原おいなーれガイドの会のメンバーに迎えていただき、
4班に分かれて出発!
大和川付け替え記念公園👣
洪水に苦しんでいた農民嘆願で、北西に流れていた旧大和川を石川と合流する付近で、1704年に西へと付け替えられました。
川をせき止めた場所は憩いの場になり、工事に尽力した中甚兵衛の銅像が立っています。
右手を上げて、大和川を眺めています。
あたりはキンモクセイの香りに包まれていました~
二番樋👣
付け替えで中河内の田畑に水が流れなくなるので、農業用水として水路を作りました。
当時は木製でしたが、明治に入りイギリス積みのアーチの美しいトンネルに変えられました。
説明受けなければ見過ごしてしまいますね。
「大和川分水築留掛かり世界遺産」だそうです。
河陽鉄道2号跨道橋 👣
河陽鉄道は明治31年に開通し柏原~古市まで結んでいました。
現在は近鉄道明寺線が走っています。
柏原南口と柏原の間にある二号溝橋は当時の橋台がそのまま使われています。
フランス積みで今でも美しく見事に積まれています。
レンガ好きにはたまらない。ほれぼれ♪
奈良街道筋を歩く 天誅組の碑や造り酒屋、黒田神社など。
船溜まり跡👣
今は細い水路の横に碑が立っているだけ。周りは児童公園です。
柏原船で大阪市内から平野川を通りここまで運航。
70隻もの船が往来してたそうです。
ここから荷物は大和川へ、剣先船に積み替えられて亀の瀬でまたも積み替えられ魚梁船で大和へと運ばれました。
大和へは糞尿、海産物、油粕など。
大阪へは米、野菜、薪など運ばれました。
🌸最後に舟持ちで財を成した奈良街道沿いの古民家を訪ねます。どちらも住んでおられ外からの見学。
寺田家 三田家
明和年間の建物。 裏は平野川に接し、柏原船の積荷をそのまま荷揚げできる造りに
藤井寺から移り住みました。主屋、蔵など国の なっていました。建物と古文書は国の重要文化財。
登録文化財。 1766年に改修し、それからはほとんどそのままでの状態で現在に
昭憲皇后が行幸の折、昼食だけのため関西線に 至ってる立派な建物。大きな屋根と小さい虫籠窓が良いですね。
臨時駅をつくり直接離れに入られたそう。
ゴールはJR柏原駅。15:00にはすべての班が到着しました。
1時間半の短いレクチャーでしたが柏原の歴史と魅力を楽しめました。
皆さま💛お疲れさまでした♪♪