午前
クラスカフェ⑤
※シルバーアドバイザー(SA)の説明 本部 本多事務局長
SAの資格は区民カレッジ、府民カレッジの出席率70%で、カレッジ終了後3ヶ月間ボランティア活動の実績を積むことで申請ができ、大阪府から認定書が交付されます。
ボランティア活動内容の具体的な事例の説明を受けました。
活動分野は23の分野に分かれ、本当に簡単なことでも資格が得られるとのことでした。
募金や寄付、ベルマークや古切手の収集もボランティアの当てはまるようです。
すでにSAの認定を受けておられる方も何人かおられ、これから取得を目指そうとされている方も多いようでした。
多方面に活躍されてきたシニアのみなさんですから、出来ることもたくさんありそうです。
とても関心が高いようでした。
※疾病の歴史的教訓とコロナ禍時代の生き方を探る (リモート講座)
京都歴史探索会代表 富永正治講師
まずは日本における疾病の歴史
天然痘、コレラ、はしか麻疹など、島国の日本は交易で伝染病も入ってきました。
何度も流行があったようです。
ほかにも梅毒、ハンセン病、結核など
しかし、世界に目を向けるとペストで1億人以上亡くなっているし。スペイン風邪でも5000万人もの方が亡くなっています。
医学が発達していない時代、疫病を治すすべがわからず、
おまじないをしたり、お札をもらったり、神仏に祈りを捧げたりしました。
今に繋がるお祭りもそうした疫病退散の願いもあるようです。
天然痘やはしかはワクチンができ。コレラは後藤新平の消毒の徹底と検疫で流行を抑えることができました。
現在はコロナウイルスとの戦いが続いてます。
あと半年以内でワクチン接種をしてもらえそうです。
歴史上終息しなかった疫病はない!
そうであってほしいですね。
もうすぐマスクを外せる日を楽しみに
待ちましょう。
リモートでの授業は初めてでしたが、疾病の歴史は興味深く聞けました。
午後
クラスカフェ⑥
国際交流(多文化共生社会をめざして)中国・内モンゴルについて
とんだばやし国際交流協会 春英(オリンタナ)講師
春英さんは、中国の自治区である内モンゴル地区から日本の大学に留学され、ここ富田林市在住で日本語学校の教師や歌手として活躍されておられます。
美しく丁寧な日本語でお話をされ、広大な内モンゴル地区を紹介してくださいました。
内モンゴル地区はモンゴル国のゴビ砂漠を挟んで東側に
あり。広さは日本の3倍、日本に似た長細い形です。
四季もあり、首府はやや南部のフフホト市。
内モンゴル地区といいますが現在は漢族79% モンゴル族17% その他4%が居住しています。
風土、風習、生活、お祭り、食生活など伝えてくださいました。
広大な草原での放牧の様子、飼育は主に羊と馬。 ゲルは遊牧民のお家、以前は放牧をしながら移動していたが、現在はほとんど定住しているそうです。
トゴンウルムいう干したクリーム、そしてお正月のごちそうなど。
ほかにも次々映し出される美しい内モンゴル地区の写真にうっとりしました。
そのあと歌手でもある春英さんが「北国の春」をモンゴル語、中国語、日本語で。そして白鳥(ホンガロー)という歌を披露してくださいました。白鳥が訪れてくれて「ありがとう」という歌だそうです。美しい声にうっとり。
最後に交流の質疑応答の時間
現在のモンゴル地区での教育事情、開発について。
漢族についても少し。
春英さんの衣装やモンゴル地区への旅行の行き方などなど、時間が足らないくらいやり取りがありました。
春英さんありがとうございました。とても素敵な方でした(。・ω・。)ノ♡
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今日も午前午後と有意義な授業でした。
カレッジも本年度も残すところあと3回となりました~
3月5日はいよいよ成果発表会ですね。
どんな発表があるのかな?わくわくドキドキ!💓